Risk-off
投資家が安全資産に資金を移す動き
地政学リスク・景気後退懸念・金融危機など市場の不確実性が高まった際に、投資家が株式等のリスク資産を売却して国債・円・金・スイスフランなどの安全資産に資金を移す動きのこと。リスクオフ局面では「円高・株安・金高・米国債高(金利低下)」が同時に起きやすい。日本円はリスクオフ時に買われる代表的な通貨で、これは日本が世界最大の対外純資産国であることや、低金利のため円キャリートレード(円を借りて高金利通貨に投資する取引)の巻き戻しが起きることが主な理由。リスクオフの発生要因としては、戦争・テロなどの地政学イベント、中央銀行の予想外のタカ派転換、経済指標の急激な悪化、大手金融機関の破綻リスクなどが挙げられる。リスクオフ局面では個別銘柄の業績に関係なく市場全体が売られるため、分散投資やヘッジが重要になる。
中東で軍事衝突が激化 → 世界的なリスクオフで日経平均が800円急落、ドル円が3円の円高、金価格が急騰。安全資産への「逃避買い」が一斉に起きる典型的なパターン。