Earnings Guidance
企業が示す次期の業績見通し
企業が投資家に対して開示する次の四半期または通期の業績見通しのこと。決算発表時に前期の実績とあわせて注目される。多くの場合、実績よりもガイダンスの方が株価に与える影響が大きい。「過去の実績は既に株価に織り込まれているが、将来の見通しはこれから織り込まれる」ためである。ガイダンスの上方修正は株価上昇要因、下方修正は下落要因になる。日本企業は保守的な予想を出しやすい傾向があり、期初に控えめな予想を出して期中に上方修正するパターンが多い。そのため「通期予想に対する進捗率」が重要な判断材料になる。上半期終了時点で進捗率50%を大幅に超えていれば上方修正の可能性が高い。米国企業はガイダンスをより積極的に開示する傾向があり、来四半期のEPS・売上高予想が市場予想を上回るかどうかが決算後の株価反応を大きく左右する。
上半期の営業利益が60億円、通期予想が100億円の場合、進捗率は60%で順調。過去の上下半期比率も考慮して上方修正の可能性を判断する。