Return on Assets
総資産に対する利益率
当期純利益を総資産で割った値で、「純利益÷総資産×100」で計算する。借入金を含む全ての資産をどれだけ効率よく使って利益を出しているかを示す指標。ROEは借入を増やすことで見かけ上向上させることが可能だが、ROAは負債も含めた総資産に対する収益力を測るため、より本質的な経営効率を判断できる。一般的にROA 5%以上が優良企業の目安とされる。業種によって資産の構成が大きく異なるため、異業種間での比較には注意が必要。たとえば銀行や不動産業は資産規模が大きいためROAが低くなりやすく、IT企業は固定資産が少ないためROAが高くなりやすい。投資判断では、ROEとROAの両方を見て、高ROEが借入によるものか本業の収益力によるものかを見極めることが大切。
純利益30億円 / 総資産1,000億円 = ROA 3%。ROEが15%でもROAが2%なら、借入依存度が高い可能性がある。同業他社と比較して判断する。