Return on Equity
株主資本に対する利益率
当期純利益を自己資本(株主資本)で割った値で、「純利益÷自己資本×100」で計算する。ROEが高いほど株主から預かった資本を効率よく運用して利益を出していることを示す。一般的に8%以上が合格ライン、10%以上が優良とされる。日本企業は欧米と比べてROEが低い傾向があり、東証の市場改革で改善要請が続いている。ROEはデュポン分析により「利益率×総資産回転率×財務レバレッジ」の3要素に分解でき、どの要素がROEを押し上げているかを分析できる。注意点として、借入金(負債)を増やして自己資本比率を下げるとROEは見かけ上向上するため、高ROEだけで判断するのは危険。ROAとあわせて確認することで、財務レバレッジの影響を除いた本質的な収益力を把握できる。
純利益50億円 / 自己資本500億円 = ROE 10%。同じ純利益でも自己資本が250億円なら ROE 20%になるが、それは借入が多いだけかもしれない。