Earnings Per Share
1株に対して生み出した利益
当期純利益を発行済み株式数で割った値で、「純利益÷発行済み株式数」で計算する。EPSが高いほど企業の収益力が高いことを示し、株価を評価する際の最も基本的な指標のひとつ。決算発表時には、実際のEPSと市場のコンセンサス予想EPSの比較が株価を大きく動かす。予想を上回れば「BEAT」、下回れば「MISS」と呼ばれる。EPSは前年同期比でどれだけ成長したか(EPS成長率)も重要で、継続的にEPSが増加している企業は市場から高く評価されやすい。自社株買いによって発行済み株式数が減少すると、利益が変わらなくてもEPSは上昇する。このため、企業の実力を正しく見るにはEPSの増加要因が「利益成長」なのか「株式数の減少」なのかを区別する必要がある。
純利益100億円 / 発行済み株式1億株 = EPS 100円。前年のEPSが80円なら、EPS成長率は25%。自社株買いで株式数が減った影響がないかも確認する。