Price Book-value Ratio
株価が純資産の何倍かを示す指標
株価を1株当たり純資産(BPS)で割った値で、「株価÷BPS」で計算する。PBR1倍を下回ると「解散価値以下」、つまり会社を清算して資産を分配した方が株価より高くなる計算になり、割安の目安とされる。東京証券取引所は2023年にPBR1倍割れ企業に対して改善策の開示を要請し、日本株市場で大きな注目を集めた。これを受けて自社株買いや増配を発表する企業が増加し、日本株全体の上昇要因のひとつとなった。ただしPBRが低いからといって必ずしも「お買い得」とは限らない。慢性的に利益率が低い企業や、保有資産の含み損が大きい企業はPBRが低くても正当化される場合がある。ROEとあわせて確認し、資本効率が改善傾向にあるかを見極めることが重要。
株価500円 / BPS 400円 = PBR 1.25倍。PBR 0.8倍の銀行株は「割安放置」か「構造的に低収益」か、ROEとあわせて判断する。